英語を使いこなし、自信にあふれている彼はオーストラリアで留学を経験していた。自分も海外に出ようと思った。

オーストラリアでの留学経験者から得た刺激

「やっぱり海外に行きたい!」そう思ったのは、大学の卒業を間近に控えた頃でした。もともと教員志望で大学に入学したこともあり、進路は一貫して教員志望。大学4年次の採用試験は不合格でしたが、非常勤講師として働きながら再起を図るつもりでした。そんな私でしたが、就職という現実が近づくにつれ、海外に出たいという気持ちを抑えきれなくなっていきました。高校生の時までは、海外に対してまったくと言っていいほど興味を持っていませんでした。転機は大学3年生の時でした。当時、研究室の先生のTAとして授業運営のお手伝いをさせていただいていましたが、受講生の中にナイジェリアからの留学生がいました。その生徒は、来日してから間もなく、日本語をあまり理解できていない様子でした。高校までの不勉強がたたり、私の英語はひどいもの。うまく会話ができません。そんな状況を見ていたのか、同じ研究室のTAの子が助けてくれました。彼は流暢に英語を使いこなし、その留学生ともすぐに打ち解けていました。私と言えば、一人だけ蚊帳の外。なんだか恥ずかしい気持ちになりました。

そのTAの子は、一年間オーストラリアに留学していた経験を持っていました。彼は英語が流暢なだけでなく、視野が広いというか、日本人が考えもしないような角度から物事を考えることができているような印象でした。なにより自信に満ちている。彼のそんな姿を間近で見ていた私は、次第に海外に興味を抱くようになっていきました。

「海外に行けば何かを見つけられるかもしれない」その想いを頼りに、今はギリシャで生活をしています。慣れないことや、考え方の違いなどから、ストレスを感じることも多いです。しかし、このような経験が、いつか必ず実を結ぶと信じ、一日一日を過ごしていきたいと思っています。

Copyright (C)2019ボランティアをするために海外留学をする人たち.All rights reserved.